
農業IT事例 その1では農作業マニュアル案をお伝えしましたが
課題:
・農作業は環境変動が多く作業マニュアル化が難しい
・肥料や農薬の情報が少なく、勧められるモノを使用している。
・IoTで情報活用したいが進まない
第2段 肥料&農薬の口コミサイトの実現です。
この分野は実は多くの課題が含まれており
本当に進める時には注意や熱意が必要です。
巨額の富が集中する分野なので、忖度、利害関係が複雑に絡む世界です。
ご存知の通り巨大農業共同組織の影響も大きく
肥料&農薬会社の上位数社の製品しか流通し難いそうです。
ここは内部の人間や利害関係者には改革出来ません。
そこにメスを入れられるのは利害の無いよそ者です。
忖度無く競争原理を働かせる仕組みが必要です。
大手、中小関係なく良い製品を適正な価格で
競争や宣伝出来る事が良い循環を産み出します。
シンプルに肥料&農薬の「価格.com」です。
篤農家の生産者には使用勝手、使用し易さ、費用対効果を記載頂き
新米生産者はこの情報を基準に質問したりジェネリック品を選定したり
評価の高い人気篤農家さんにはメーカーから評価依頼も届くと思います。
大人の事情で上位数%しか流通せず、広告機会がない
多くの会社が掘り起こされます。
当然ネガティブな情報も流れます。
利害関係者の横槍も懸念です。
しかし生産者ファーストで考えた、生産者の声が全面い出れば
実現は可能かと思います。
一企業が利益優先で進むと痛い目に合います。
コミュニティを優先し、利益や効果を生産者ファーストで
考えられる所が頭に立てば実現は可能でしょう。
そうなるとかなり大手かベンチャーになります。
実績のある価格.comやMixi社辺りが忖度利害がないので良いと思います。
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ExSpotメディアチームのチーフを務めています
2012年に群馬県太田市でシステム会社を起業し中小企業様向けのシステム開発を行うかたわら企業さまの社員研修をサポートさせて頂く取り組みを行っております。
ブログ投稿テーマは主にITに関する情報からビジネスに役立つ情報をお届けしていきます。