若手社員の教育支援を要請された企業ですが
その後製品の品質トラブル続きで、日程がの延び延びになってしまい
現在も全く支援活動が行われないままになっています。

品質トラブルをなくすために
時間を割いて若手社員の品質教育を行うという決心を一旦は行った社長ですが
なかなか時間が取れず?
ずるずると過ぎてしまっているのです。

この場合、どう考えたらいいでしょうか?

①短時間で効果の上がる魅力ある教育プログラムを新たに提案する。
②毎日の業務に追われ、余裕のない社長にこれ以上関わることはやめるべき。
③定期的に情報提供を続け(メルマガ)相手勘合からのアクションを待つ。

さあ、あなたならどの方法を取りますか?
今まで②の考えが強かったのですが
最近は①の考え方にシフトしています。

とにかく、一にも、二にもトップの考えや行動に左右される中小企業では
トップに、いかにその気になってもらうかが鍵となります。

良くも悪くも、会社の運命は
社長の考え一つで決まってしまうのだという事なのです。

記事投稿 濱田

合同会社高崎ものづくり技術研究所の濱田です。
日本のものづくりを支えてきたのは、人に備わった優れた熟練技と
全員一丸となって困難に立ち向かおうとする力の結集力です。
しかし、これだけでは、これからの時代に中小が生き残っていくことは困難になって来ました。
デジタル革命、市場の厳しい品質要求、顧客の多様なニーズ これらに機敏に対応していくことが求められます。