運用業のお客様とのお話の中で「運送業のIoTの事例は?」
そんな会話が出るようになってきました。

この業界は、かなりの可能性を秘めています。
商通を抑えた者が全ての勝者になります・・・

配送荷物にセンサーを取り付け温度やGPSで監視をする仕組みになります。

この業界は多くのIoT業者参入が見込まれます。
大手からベンチャーから、学生起業家から・・
もっと言うと海外の優秀なベンチャー・・・百花繚乱状態です。

導入に於けるキーワードは
・格安
・使い捨て(回収出来れば良いですが)
・バッテリー稼働
・小型

この辺の技術のしのぎ合いになるでしょうね。
小型化ものづくり日本が得意な分野です。(韓国も得意ですか・・)

有る方からのアドバイスでは「電池式のセンサーデータロガー」タイプの試作商品は有るようです。
ネットに繋がずに、情報をメモリーにオフラインで溜めて回収後に状態を確認する

折角ですから、オフラインでは無くオンラインでモニターしたいですよね。

ケーススタディ
・冷凍のお魚がクール便で届きますが、どのような温度変化で届くのか
・荷物が割れていたり壊れている事は無いですか?衝撃センサーや加速度センサーで見守ります
・GPSを付けるとリアルの位置情報が把握出来ますよね。便利になりませんか?

将来的には個人宅配前荷物にIoTが付く時代はやって来るでしょうね。
その時には、カードタイプとか500円玉サイズとかで数百円位の使い捨てIoTモジュールになるのでしょう。

近未来的には、業務用が実現は近いです。
通箱的に定期便配送している業種であれば、多少のIoTモジュール金額で有っても
使いまわしが出来るのでコストペイは可能です。

IoTのハード的には技術革新や新興ベンチャー、半導体メーカーがIoTワンチップ化を
生産して来るでしょうから、コスト面はクリアになると思います。

では、IoTで収集したビッグデータの活用方法です。
折角のビッグデータですから、単なる荷物の状態確認だけに使うのはもったいないです。

妄想して見ましょう。

Amazon商品に全てIoTモジュールが付いたとしましょう。
その商品の配送ルートを地図上にトレースするだけで、日本地図が完成すると思いませんか?

・何処で交通渋滞しているか荷物が教えてくれます。
・配送が何処で時間かかっているか?ボトルネックも教えてくれます。
・自然災害等が起きた場合は、違うルートにリアルに変更通達が可能です。
・利用者が荷物位置を確認出来るので再配送も不要になるかもです。
・IoTモジュールには固有IDが持てるので、宅配BOXのロック解除コードにも使用出来そう。

何かワクワクしませんか?

IoTモジュールは基本設計が出来れば、海外の工場で量産も始まります。
地方の工場会社に作って頂き新事業喚起しても良いと思います。

考えているだけで無くて、早く実行に移したいです。
仕組みや仕様、技術的には出来上っています。

後は、スポンサー企業の支援先です。
ぜひ、実現して商流を抑えましょう。

記事投稿 豊田

CommStepLLC代表の豊田
群馬県太田市でシステム会社を起業し中小企業様向けのシステム開発を行うかたわら
企業さまの社員研修をサポートさせて頂く取り組みを行っております。
ブログ投稿テーマは主にITに関する情報からビジネスに役立つ情報をお届けしていきます。