飲食店経営者から「飲食店とIoTは何か関係ある?」
との問いかけです。

一見関係は無さそうですが、実は違います。

むしろ、IoTとの親和性や具体的事例が多い業種かと思います。
但し、IoTと言う言い方をしていないので馴染が無いと言う事ですね。
気付かずに自然に使っている、こういうのが技術の進化です。

思いつくまでにいくつかの事例を

Case1:コールボタンIoT
ファミレスで席から、店員さんを呼ぶのに声掛けしていますか?
席に置いてある「コールボタン」を押していませんか?まさにこれも広義のIoTです。

Case2:メニューオーダーIoT
最近の居酒屋や廻り寿司でタブレットでメニューオーダーしていませんか?
オーダー人件費削減、メニュー間違い防止、オーダービッグデータ蓄積、会計の一括処理
すべてお客様が楽しみながらインプットしてくれますよね。
まさに、もののインターネット(IoT)です。

では、機械が集めたくれたオーダーメニューのビックデータ。
これが数年分蓄積出来たらどのような価値が産まれますか?

・季節ごとの売れ筋商品・不人気商品・お客様別の嗜好層別・発注材料費の適正化
・キャンペーン商品の動向・もしかしたらコック別に味が変わりオーダー数に変化が有るかも
・カワイイ定員さんの時は売り上げが変わるかも・お天気や気温合せるとメニュー構成が変わるかも

データが揃うと、アイディア次第でデータ分析が自由自在です。
何かワクワクしませんか?

これが、IoTがもたらす産業革命の第一歩と言うゆえんです。
データを蓄積して見える化する事で次につながります、ビッグデータはビジネスになります。

是非、事例を作りながら改善を進めて見ませんか?

記事投稿 豊田

CommStepLLC代表の豊田
群馬県太田市でシステム会社を起業し中小企業様向けのシステム開発を行うかたわら
企業さまの社員研修をサポートさせて頂く取り組みを行っております。
ブログ投稿テーマは主にITに関する情報からビジネスに役立つ情報をお届けしていきます。