「岡田さんの人脈はすごいですね」なるお言葉をいただく事があります。
私自身、「すごい」などとは思ってないのですが、人生の中での「出会い」を「ご縁」と感謝し
積み上げていた結果、ある意味「信頼の絆」を多くの方々と繋がせていただいた結果が
「人脈」として、今大きな価値を生み出す源泉となっているように感じます。

「人脈」と言う言葉は、山脈とか鉱脈といった、ものの連なりから派生した言葉ですが
人と人との価値を生む繋がりを意味するものです。

社会での価値創造活動(仕事)においては、いくら個の知的能力が高くても「人脈」を持っていないと
創造的価値を社会に実装してゆく事はできません。

言い方を変えると、人脈形成力を持っている人の仕事力は、持たざる人と歴然とした差があります。
人脈形成には時間も必要ですが、ただ時間を費やしても「人脈」はできません。

人脈力の習得法なるものをスキル化させて紹介しているものがあります。
人材会社大手のロバートハーフのサイトから、一部抜粋してみました。

人脈構築スキルは、これから会社組織並びに業界でのキャリアアップを
目指していくためには、なくてはならない能力です。

1.関係を構築する
2.連絡を取り続ける
3.影響力のあるコネクションを活用する
4.前向きな姿勢を保つ
5.メールのスキルを向上させる
6.期待を抱かずにアプローチする
7.努力の焦点を絞る
8.コミュニケーションスキルを向上させる
9.エレベーター自己PRを考える
10.役職が必ずしも影響力を意味しないことを理解する

詳細は「ここより」 を参照ください。

人材会社大手のアドバイスも素晴らしいと思いますが、私のようなシニア世代の目線から見ると
こうしたスキル要素(How to)だけではなく、もっと「本質的なもの」を意識しておくことが大切だと感じます。

それは、「人間力」を磨く事です。

「人間力」定義は様々ですが、私は、真摯な心で「愛」のある生き方を求道してゆく過程で
生まれる「人間味オーラ」の力!とでもしておきましょう。

要は、自ら繋がりを持とう!と思惑を抱き、「人脈を作る」のではなく
社会活動での一期一会の「ご縁」を大切にして
自然と「あの人のために〇〇さんも紹介してあげよう!」と相手の方が
「人脈」広がりの機会を与えてくれるような「人間味」こそが「人脈を築く」上での触媒となるように感じます。

「信頼の絆」を創造してゆく「人間力」を磨き、利他の心を育む「生き方」を心掛けつつ
積極的に外に出て出てみる意識を持っていれば、自然と人脈は「築」かれてゆくものです。

大切なことは、利害関係で「作った人脈」は時間経過で色褪せてゆきますが
「信頼関係」で「築いた人脈」は生涯褪せる事はありません。

記事投稿 岡田さん

「総務革命エバンジェリスト」
元スクウェアエニックス米国法人社長、本社総務部長2018/1に株式会社HLD Labを立ち上げ
幸福価値創造コンサルタントとして活動中。併せて、一般社団法人日本ライフシフトト協会理事で活動中