SARS(重症急性呼吸器症候群)

 21世紀になると記憶にあるのが2002年から発生し
2003年に流行が拡大したSARS(重症急性呼吸器症候群)です。

中国広東省で発生したこの感染症は患者数8000名、死亡者774名の感染症でした。
確定はしていませんがコウモリを媒介して発生した感染症と言われています。

中国経済が急降下して世界経済が低迷をしましたが
急激に回復したために大きな影響を与えるまでには至りませんでした。

MERS(中東呼吸器症候群)

2012年に発生したMERS(中東呼吸器症候群)はアラビア半島の諸国で発生しました。
ヒトコブラクダによって媒介されて人に拡がったと言われています。

ラクダとの接触や加熱しない肉やミルクの接種によって感染したと言われています。
特にこの病気は感染した人数は少ないのですが、致死率が高いことで恐れられていました。
日本は被害が少なかったようですが、中国と韓国では多数の死者が出てしまいました。
感染者数は2494人死亡者は858人と言われています。

エボラ出血熱

近年、アフリカを中心に脅威となったのはエボラ出血熱です。
これもエボラウィルスに感染することによる急性熱性疾患です。
2013年ごろからアフリカで大流行したのですが
ウィルス自体は1976年に発見されているようです。

最初の患者であった男性の出身地の当時のザイール(現在のコンゴ)のエボラ川から
この名前が命名されたとのことです。
致死率が50%を超えるほど高く、恐れられた病気です。
動物に接したり、患者の体液や血液などを介して感染すると言われています。

こう見てくると人間にとって感染症とは避けては通れないものだと知ることができます。

記事投稿 西田

アイクラフトJPN・ベトナム株式会社(英語表記:iCRAFT JPN VIETNAM Corp.)代表取締役 西田俊哉
高い技術力を持ち、安定・成熟した日本と発展途上であっても、若々しくエネルギーに満ち溢れたベトナム
この両国のそれぞれの力をコラボレーションすることが、両国の発展にとって意味のあるものになっていくものを考えております。
ベトナムの今を、現地の生の声としてお伝えしていきます。