中小企業向けの人材育成(生産性向上訓練)事業を通じて改めて「今」中小企業が求めている

「働き方改革」の重要性を感じています。

受講内容の教育カリキュラムは製造業をベースに業種も様々なので

・ものづくりの仕事のしくみ
・生産性向上分析
・生産計画
・工程管理
・品質管理
・顧客分析手法
・IoTビジネス活用
・在庫管理システム

等、多岐に渡る。

経営者が研修に期待する事

経営層の方々と、面談ヒアリングを行う中
求めるゴールは総じて共通のキーワードで有る。

「社員のやる気スイッチを押して欲しい」

・・「押す」と言う表現より「推す」と言う表現が有っていますが。

比較的50名~150名位の社長から顔の見える企業に言える事です。

規模的に社長や経営層からも社員は良く見えているようで
トップから声掛けもしているようですが

「反応が薄い?」
「自発性が無い」
「言われた事しかやらない」
「問題意識が薄い」

色々と愚痴をこぼして頂きます。

何となくですが・・・理解出来ます。
立場の違いも有り、若い社員がトップに向かって
物事が言える方は限られています。

もしかしたら最初は意見をしたけど却下されてそれ以降言わなくなった。

色々な要因が考えられます。
「言っても意味がない」
「言っても理解して頂けない」
「言ってもムダ」
「言わぬが仏」ww

これは双方の立場の違いであるあるなのかも知れないですね。

救世主は利害の無い第三者

そんな時に役に立つのが「近くの他人です」

お互いに利害の無い第三者が入る事で上手く行くケースが有ります。

その入り口が、たまたま社員研修と言う名を借りた講師なのかも知れません。

もちろん講師は、その道のプロですので専門技術を持っておりますが
圧倒的に違うのは「経験」の差が出て来ます。

学校の勉強で言いますと
カリキュラムを伝えて教えるのが「学校の先生」
テクニックを教えるのが「塾の先生」

我々の講師は「塾の先生」にあてはまると思います。

当然、社員教育と言う内容ですから専門教育等の基礎学習「座学」は行いますが
それよりも力を入れているのは「演習」です。

講師は何を伝えるか?

「演習」と言うワークショップに力を入れております。

ワークショップとは
ある主題での(参加者が知識を分け合う)研究集会。

ここで言う「ある主題」が座学で学んだ知識を活用できる、自身や職場の課題です。

チーム制にして課題を出し、チームで解決方法を探り対策を考える演習です。

良くある「企業の小集団活動」です。

これを単なる小集団活動と言うなかれ・・・
意外に大手や中堅以上の規模の会社は取り入れていますが
中堅以下の企業では経験が無いようです。

ワークショップ演習の進め方や効果は別の時に書きますが

我々の研修チームは出来る限り、この方向性で研修を進め。

「社員のやる気スイッチを押して欲しい」に応えて行きます。