前澤社長引き入るZOZOがスマートフォンで足の3Dサイズ計測ができる「ZOZOMAT」予約開始
このニュースを受けて、ZOZOがお風呂の足ふきマットを販売したら「「ZOZOMAT2」になるのか?

ソフトウェアとかの仕組みが好きな私は
新しいガジェットやデバイスには大変興味があります

セミナー内で小ネタにも役立ち一番引きが強いww
ZOZOMATの仕組みを分解してみます
(あくまでも想像の域を出ませんがネタとして軽く聞き流して下さい)

ZOZOMATとは

話題の前澤社長率いるZOZOが仕掛けたガジェットで

「ZOZOMAT」は、足をミリ単位で3D計測できる採寸マットです。マットの上に足を置き、その周囲をスマホカメラでスキャンすることで、足の形を3Dデータ化。足の大きさだけでなく、甲高や足幅、かかと幅など、靴選びに必要な複数の部位を計測できるといいます。

https://zozo.jp/zozomat/

何が出来るか

自身の足の形を実測して最適な靴を購入出来る足型作成マットです。
正確には計測用マットとソフト(アプリ)のセットになります。

何がすごいか

何がすごいかと言うと、技術的にと言うよりはここに目を付けた先見です。
通常足型と言うと職人が採寸して型紙に起こし、木型を作る
高級靴屋さんで行うブルジョワな行為でしたが
これをお手軽にしましょうと言う仕組みです
このデータが有れば3Dプリンターで木型同等も可能です。

目の付け所

やはり目の付け所がさすがです。
特にファッションに興味ある女性たちから絶大な人気を誇るZOZOマーケティングにも余念がないでしょう
「女性の足のお悩み」にフォーカスして今後ビッグデータも含めて商品提案していくのでしょう。

採寸の仕組み

前置きが長くなりましたが、本文に戻します。
先ずはマットを見て下さい。
マット内にドット柄が多数配置してあるでしょう。
これは以前のZOZOスーツと同様に 一つ一つに模様が付いておりそこにIDが付いています。
QRコードをイメージして頂けると良いですね

それを緑の枠(クロマキー)に足を乗せてスマホで撮影

クロマキーとは特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術。

Wikipediaより

スマホで撮影した足の平面画像を複数角度と組み合わせて立体化(3D加工)
そこに、ドット柄から得た位置情報と組み合わせて採寸するイメージです。

ここからはアプリの加工技術なので細かな部分は省略しますが

立体画像(3D)とドット位置とドット位置を結んだ線
イメージしてください

マットに足をのせて、全てのドット間を糸で繋ぐと長さ、距離、高さ、凹凸がわかりますよね。
これをアプリで一気に計算して答えを導き出すので。

言うのは簡単ですが、これはソフトエンジニアの力です。

この方法は先に話題となりました「ZOZOスーツ」も同じイメージです。
スーツの方は黒い部分がクロマキーで、ドット間を立体的に画像変換して採寸すれば立体採寸が可能です。

ZOZOMATはその応用で、ドット入り靴下を作れば簡単ですが
逆転の発想でマットにする事でコストを圧倒的に抑え(コピーだけですから)
簡単に生体情報を集める事が出来たのです。

ZOZOスーツでは失敗しましたが、やはり狙いは生体情報のビッグデータ収集です。
集まったデータで何をするか・・・
一社の力でデータが独占出来るのです

可能性は計り知れません
これが正に「IoT資本主義社会」の一コマになります。

「IoT資本主義」ココに書いてありますので参考に

飲み屋での雑学ネタに使ってください
以上です。